目的は果たしても思いの伝え方はさまざま
ポストは郵便物を受け取るものですが、手紙の本来の目的である「文字で情報や思いを伝える」ということは、WEBのメールにとって代わっているように思えます。それでもなぜ、手紙や郵便物は存在しているのでしょう。「原書」でなければならない。公的に認められるための書類でなければならない。などの情報の信ぴょう性を高める理由が多いと思います。しかし、それもWEB上で証明できるようになったら?(きっと近い未来そうなるのかななんて思いますが。)であれば、きっと情報だけでなく想いや空想をどのように表現していくか。その一つの手段が手紙なんでしょうね。
リアルな紙の質感、手触り、その人特有の文字、かすれ具合。手紙をもらうことが少なくなった昨今、たまに貰うととても嬉しくないですか。私はとてもうれしいです。なんだか捨てられないです。一方、投函するときはどうでしょう。形のない想い・考えが、紙という物理的なものに文字やイラストになっていく。手紙を書く時間は、相手を想うとともに、自分と向き合う時間なのかもしれないと思います。そして投函すると、時を経て相手に自分の想いが伝わる。現代ではメールやSNSで相手にすぐ届き、既読かどうかもわかる。しかし手紙の場合は、相手に届くまでの時間があり、そして相手に届いているのか、読んでいるのかわからない。ですが、届いたかな?まだ見てないのかな?と相手のことを想像しながら過ごす時間は、とても特別な時間なのかもしれません。
手触り感のあるメディアでありたい。
こうした想いや時間、手触り感を大切にしたいと思って、WEBだけにあるものではなく、リアルなポストも設置しています。もし良ければ、「本当はやりたい、絶対やったら面白いんだけど、いろんな事情があってできない。」そんなみなさんの頭の中にある空想をぜひお便りとして投函していただければと思っています。もしかするとそれをもとに編集室でもっと空想を膨らませていくような企画もしたいと思ってます。 それ以外にも、好きなあの子への想い笑も、いまは直接言えないけれど誰かに聞いてほしい。そんなもやもやとした想いがありましたら、ラジオの投函のように、ぜひ空想ポストまで投函してください。もしかするとこちらのメディアやTwitterでも取り上げさせていただくかもしれません!みなさまからのお便りとても楽しみにしています。
お手紙の宛て先
Twitterだけでなく、お手紙でもお待ちしております。お手紙は下記の住所まで!
〒026-0002 岩手県釜石市大平町3-9-1 空想ポスト行き