釜石クリエイターズlab. 制作イラスト

釜石クリエイターズlab.は、「釜石でクリエイティブを学ぶ 仲見世通りで実験をする」をコンセプトに、釜石市にゆかりあるモノづくり作家やアーティストから学び、新たな交流を生み出す共創・実験型コミュニティです。

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トークイベント第一弾にご登壇いただきました、釜石出身のイラストレーター、大野晃平 (おおのこうへい)さんに作品のご制作を依頼しました。今回はそのイラストを紹介させていただきます。

※仏事のイメージなどの兼ね合いから、一部抽象的な表現にとどめております。

【プロフィール】
大野晃平 (おおのこうへい) さん

岩手県釜石市出身。岩手デザイナー協会所属。家業を継ぎながら地元釜石市や岩手県を盛り上げる催しに積極的に参加しています。イラスト、広告デザイン、コピーデザイン、動画制作などを通してどのようにすれば地方が活性化するか模索中です。大友克洋、東京事変、スチームパンク好きです。

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https://kuusoopost.com/2021/07/15/kamacre_lab-vol01/

目次

キーワードは曼荼羅

ーー今回はイラストについてのお話をいただければと思います。まずは作品について、どのようなイメージで制作されましたか?

大野さん
「曼荼羅」をイメージしました。街の基盤となる部分を曼荼羅として表現することで、仏教と街のつながり・親和性を意識しています。

ーースチームパンクの技法を得意とする大野さんに依頼させていただいて存分にその要素を表現していただいたように思います。

大野さん
過去と未来、というものもテーマとして入れ込んでいて、釜石の工場のイメージや、シャッター街から未来をつくろうとしているみなさんに刺激をうけて、自身のスチームパンクの表現を生かしながら制作を進めました。釜石×発展、というポジティブな未来をイメージしています。

ーー鉄道や四天王像など、さまざまな要素が組み込まれていますね。こどもたちもいます。

大野さん
よくお寺で座禅を組んでいるこどもたちをみるので、これからの未来ある若者のイメージとして描いています。

ーー特にこの辺りに「こだわった」という部分はあるでしょうか。

大野さん
語り出すとキリはないのですが、今まさにシャッターをはじめとしてこれからの未来にむけて”何かが開いていく”、その明るさとワクワクを伝えることに意識を向けました。また、それぞれの要素が歯車のように回転して釜石全体が動いていってほしいという想いも表現しています。

制作を終えて
大変抽象的な依頼にもかかわらず、快くお引き受けいただき、素晴らしい作品を制作いただいた大野さん。本記事で語れる部分が少なくて残念ですが、記事を見てご興味もってくださいましたみなさまには空想ポストのある仲見世通りにお越しいただいた際にぜひお話させていただければと思います。明るい未来のために歯車がまわっていくよう私たちもできることから少しずつ取り組んでまいります!

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この記事を書いた人

空想ポスト編集長/合同会社sofo代表社員
自分らしい働き方や暮らし方を求め岩手県釜石市に拠点を移し、釜石大観音仲見世商店街の活性化に取り組んでいます

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